ロングテール理論で圧倒的に稼ぐ方法とは?ネットビジネス成功術
最終更新日:2019/10/22
[マーケティング入門:特設カテゴリー]突然ですが、あなたは「ロングテール理論」ってご存知ですか?
「長い尻尾?・・・何それ?」
「ロングテール理論」って、ネットビジネスの世界ではかなり有名な考え方なので、この機会に覚えておいた方がいいかもしれないですね。
すごく簡単に言ってしまうと、販売機会が少ないニッチ商品を幅広くラインナップすることで、売れ筋である主戦力商品の売上を上回るという理論のことです。
・・・ちょっと難しかったでしょうか?
「うん。意味がさっぱり分からない。」
(笑)まあ、今回はちょっと内容が難しくはなりますが、このロングテール理論を私たち個人レベルのネットビジネスやアフィリエイトに活用した場合、どういった効果があるか?それを詳しく解説しようと思います。
ロングテール理論とは?
まず最初に。
あなたへこのロングテール理論を深く理解していただくために、この理論を実際に商売に応用して「大成功した例」から紹介しましょうか。
この理論を知っている方ならば、ちょっと考えていただければ、すぐに成功例は分かると思いますが、大手のショッピングモールは「成功の代表例」と言えますよね!
たとえばAmazon。ネットでアイテムを探すなら「まずはAmazon」という方が世の中数多く存在します。
・・・実は私もその中の1人なんですが。(笑)
このAmazonのビジネスモデルは「かなりハイレベル」ですよね!
1年に1回売れるかどうかの超ニッチ商品も含めて大量のラインナップを用意し、すばやい配送と手厚い保証を実現させることで、「いざ困ったらAmazon」というマインドを消費者へ植え付けることに成功したんです。
そして、このAmazonとガチンコで戦っているのが楽天市場です。
過去で言うと、日本では圧倒的に「楽天の独占状態」のような感じだったんですが、Amazonの急速な追い上げで、今は差がほとんどなくなってきています。
「もう追い越されるのも時間の問題!」なんていう声も多いほどに、今はAmazonが強烈に強いですよね。
そして、規模・サービス・内容は大きく劣りますが、ヤフーショップなどもこのロングテール理論を応用した仕組みで成果を上げています。
この戦略は大手のブランド力により成り立っている
「すごい!早速私もこの仕組みを真似しよう!」
あっと!それはダメですよ。
私を含めて個人レベルのネットビジネスを行っている人が、Amazonなどのビジネスモデルを真似しても成功は非常に難しいですから。
「・・・え~っ。何でよ?」
Amazonや楽天などは「ブランド力」で売っているからこそロングテール戦略で成功となるんです。
・・・よく考えてみてください。Amazonが選ばれる理由は、
- あの本が欲しい!・・・よし!Amazonで探してみよう!
- 無線LANが壊れた・・・よし!急いでAmazonで探そう!
こういう流れになるんですよ。これ見て何か気が付きませんか?
「わかった。“Amazonで商品を探す”になってる!」
その通りです。
多くの消費者は何かしらの商品が欲しい状況になった時に、その商品を購入する第一候補として、すでに頭の中へAmazonがインプットされている状態になっているんですよ。
もう商品が欲しくなる前から、「いざ困ったらAmazon」という意識がインプットされている状態ですので、何かの時に「とりあえずAmazonで探そう!」という行動に出るというわけですね。
個人レベルでは非常に難しい
・・・でも、この状態を作るには「圧倒的な資金力」と「圧倒的なマーケティング戦略」が必要です。
要するに、これってとても個人のレベルで作り出せるようなブランド力ではないんですよ。
だからこそ、私たちのような個人レベルのネットビジネスには「ロングテール理論」が合わないんです。
「そういうことか。納得。」
もちろん、個人レベルでも成功例はありますから、やり方次第という部分もあります。
でも、Amazonや楽天市場などの真似はまず無理でしょう。
・・・まあ、それ以前に、管理の大変さと煩雑さでも挫折してしまうと思いますしね。
なお、これは少しばかり難易度が高いので、上級者に向けた解説となりますが、個人レベルで、このロングテール理論での収益を狙うには、商品ではなく「サービス」での戦略に特化させるなど、発想の転換が必要となります。
WEBサービスの分野であれば、さまざまな応用が利くので、こうしたビジネスを考えているのであれば、圧倒的な収益を狙うことも十分可能かと思います。
くれぐれも「大手と同じ土俵で戦うような真似」はされないようにしてくださいね。
アイデア次第で大きな収益は十分実現できますので。
私達がネットで稼ぐには「弱者の戦術」を取るべき
「もっと他に個人向けの方法はないの?」
もちろんあります。
基本的に私達のような弱者は、弱者に合った戦術を取るべきだと私は考えています。
たとえば、ネットショップであれば、ラインナップをゾロゾロと並べても、在庫ばかりが増えてしまい、コストがかかって失敗します。
・・・で、これはアフィリエイトも同じです。
四方八方に手を出しても、中途半端になって成功できないんですよ。
実際、失敗パターンで一番多いのは、色々なノウハウに手を出してばかりいて、全てが中途半端になるパターンです。
こうしたケースでは、その大半が月に5000円も稼げていないので、絶対に避けましょう。
私達のような弱者が勝つために必要なのは、無駄な労力をかけず、コストを最小限にとどめつつ、最も高確率でネットビジネスを成功させる方法なんですよ!
・・・と言っても、ここまでマイナスパターンばかりを解説していましたから、具体的な成功パターンが分からないですよね?
では、私たち個人レベルの起業家が目指すネットビジネスの成功モデルは何か?ということですが、これは次回の記事でお教えしましょう!
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