2015年7月を過ぎてグーグル・パンダアップデートの予兆?いよいよ?
最終更新日:2019/08/16
[「まを」のアフィリ相談室(ノウハウ集)]※2019年追記:かなり過去の話題ですが、SEO的な重要ポイントが多いので消去せずに掲載を続けています。この記事で当時解説した「SEO対策」の本質は、現在においても「全く変わっていない」ことが見て取れます。これがグーグルがWEBマスターに望むことであり、SEOの本質です。ぜひご熟読ください。
今回はいつもと少々異なり、グーグル関連のニュースとなります。
ちょっと世間で話題になっている「パンダアップデート」の情報です。
ここ数日の間にパンダアップデートが実行される可能性が高いので、今回はちょっと趣向を変えて、このパンダアップデートを記事にしていこうと思います。
まあ、この記事をアップしている「今」実施されるかもしれないのですが・・・。
(7月24日追記:パンダアップデートが7月18日より実施されていることがわかりました。詳しくは「パンダアップデート4.2と今後グーグルの更新に怯えないビジネスモデル」で解説しています。)
パンダアップデートとは?
パンダアップデートとは、2011年に英語圏で導入された「コンテンツの品質が低いサイトが検索上位に表示されにくくなる」というアップデートのことです。
以前「アップデート処理が自動化された」という話がありましたが、現在は手動更新になっているようです。
海外SEO情報ブログの記事「パンダアップデートとペンギンアップデートは現在は手動更新で、自動更新ではなかった」でも言及されているように、これは今の時点では確かな情報でしょう。
パンダアップデートが告知されて1ヶ月経過
先日、2015年6月3日のSMX Advanced 2015にてグーグルのゲイリー・イリーズ氏が2~4週間でパンダアップデートを行うと告知しました。
そして、6月17日に大きな順位変動があり「これがパンダか!」と騒ぎになりましたが、これはグーグルが公式に否定。
6月17日の順位変動について詳細発表はありませんでしたが、6月17日の変動はパンダアップデートではなかったようです。
これがパンダアップデートではなかったとなれば、6月3日の時点で2~4週間後との告知があったことから「6月末に来るか?」と世間で話題になっていたんです。
「でも空振りだったね。」
そうですね。6月中はアップデートされませんでした。
そして現在この記事を書いているのは7月9日なんですが、この記事を書いている時点ではパンダアップデートらしい順位変動は起こっていないようです。
(7月24日追記:パンダアップデートが7月18日より実施されていることがわかりました。詳しくは「パンダアップデート4.2と今後グーグルの更新に怯えないビジネスモデル」で解説しています。)
挙動が不安定に見えることから、そろそろか?
「いつ起こるんだろうね?」
「namaz.jp」でグーグルの順位変動幅を調べてみると、7月5日以降の順位変動幅が異様に少ないことがわかります。
まあ、ここからは私の憶測でしかないんですが、時期的にも順位変動幅の少なさからみても、どうも「嵐の前の静けさ」のように感じてしまうんです。
そして、これも素人見解ですが、私が運営する複数のサイトやブログでは、7月5日から挙動が今までと少し変わっているように感じています。
いきなり時間アクセスがゼロになったり、急激にアクセスがガンガン来たりと、どうも挙動が不安定なんですよ。
それで気になって、グーグルの順位変動幅を調べてみるんですが、意外にも全体的には変動幅は小さいので、アップデートはされていないことがわかり、また悩む・・・と。
アップデートの前兆?新規アクセスの割合が激増
もちろん、いずれパンダアップデートが行われれば、何らかの発表があると思いますので、今騒いでも仕方がないことなんですが・・・。
「来る!」と言われてなかなか来ないのは、精神的にもなかなかキツイものです。
そういえばもう1点、気になることがありました。
私の運営するサイトのアクセス解析を見ていて気付いたんですが、7月7日と8日については「新規アクセス」の割合がいつもと比較しても非常に高くなっていることを発見したんですよ。
新規アクセスの割合が、2日連続で高率になっているのも、またまた「気になる指標」に感じたのですが、アップデートがいよいよスタートするのでしょうか?
といっても、憶測にすぎませんので、詳細はさっぱりわからないですが・・。
やはり、ここ数日間は眠れない日が続きそうですね。
アップデートに怯えない高品質サイトの構築が重要
なお、グーグルの「パンダ・ペンギンアップデート」に怯えず、WEBサイトの運営をしたいなら、まずはコンテンツの充実を図ることと、自作自演行為を行わないことです。
検索ユーザーにとってドンピシャなコンテンツを、ユーザーが大きな満足を得られるように掲載することで、より多くのアクセスを獲得することができます。
また、検索エンジンを欺くような「意図的な自作自演行為」は慎むべきです。特に自作自演リンクや、業者からリンクを購入するような行為は止めましょうね。
※なお、SEO対策については、以下の記事もご参照ください。
検索ユーザー第一の姿勢でサイト構築すること
SEO対策については、検索ユーザー第一の姿勢でサイト構築を行っていけば、自然に成果を得られる時代になりつつあります。
今回のパンダアップデートをする理由も、グーグルがマイナス評価のサイトを圏外に飛ばすアップデートというよりは、世の中に眠っている有益なサイトを表上に出すためのアップデートだと考えましょう。
こうしたアップデートを定期的に行うということは、グーグルが、どんどん有益なサイトを見つけるシステムの精度を上げているということです。
「正しいサイト構築で成果が出やすいってことね。」
そういうことです。
SEOを考えるのなら、有益なコンテンツが重要
ブラックハットSEOで一時的な上位表示を行えたとしても、いずれ圏外に飛ばされてしまいます。
グーグルは今後、どんどんシステムの精度を上げて、しかも頻繁にアップデートを行うことが考えられますからね。
そうなれば、近い未来には、有益なコンテンツを有するサイトが当然のように上位表示されるという「理想的なWEB環境」が実現すると思います。
ですから、今のうちにホワイトハットSEOのベースとなる「検索ユーザーのためになるサイト」を構築していきましょうね。
ネットビジネスを志している方なら、その中心となっているグーグルの動向については、常に把握していくことが重要だと思います。
ではまた!
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